2006年07月24日

安穏無事

●53.安穏無事(あんのんぶじ)

【意味】何ら変わったこともなく、安らかで穏やかなこと。「安穏」は、安らかで穏やかなこと。「無事」は、これといって変わったこともなく、穏やかであること。よって、この熟語は、同じような意味の熟語が組み合わされて成り立っている。

※類義語
平穏無事

※参考
 豊臣秀吉はしばしば「惣無事令(そうぶじれい)」という法令を出し、大名間での私闘を禁じましたが、ここでの「無事」は、上の安穏無事の「無事」と同じです。1585年10月に九州地方、1587年12月に関東・奥羽地方に向けて出されましたが、九州の島津氏と関東の北条氏が反発したため、九州征伐、小田原征伐に続いていくことになりました。 

 また、「無事」という語は、上記の意味以外に文字通り「することがない」ということから、「ひまなこと」を指すこともあります。杜甫の詩『示従孫済』に「諸孫貧無事、宅舎如荒村」(諸孫は貧しくて事無くなく、宅舎は荒村のごとし)とありますが、この「無事」は、手持ち無沙汰ですることがないという意味です。


 安穏無事といえば、何も事件がない状態がそれに当たりますが、現代社会にあってそのようなことはありえなくなっています。特に最近はニュースを見ていても心が痛むような事件が多く、とても残念に思います。

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