2006年07月08日

安居危思

●37.安居危思(あんきょきし)

【意味】安全で無事な時こそ、万が一に備えて用心することが大切だ、ということ。「安居」は、心安らかやかにのんびりと暮していること。また、安全に住める住まいのことを指す。

【出典】春秋左氏伝(襄公十一年)「書曰:『居安思危。』思則有備,有備無患。」(書に曰く、安きに居(お)りて危うきを思う、と。思えば則ち、備え有り、備え有れば、患い無し)から。
 ここに出てくる「備え有れば、患(うれ)い無し」ですが、これは殷の傳説(ふえつ)という宰相のことばとされています。

※参考
 「安居」は「あんご」という読みもあります。これは仏教語で、僧侶が、陰暦四月十五日から七月十五日までの間(この期間を一夏(いちげ)という)、外出せず一室にこもって、座禅修行をすることを指します。これを「夏安居(げあんご)」「夏行(げぎょう)」ともいって、夏の季語としても使われます。反対が冬安居(とうあんご)でこれは、陰暦10月16日から翌年の正月15日までです。
 また、596年、蘇我馬子によって創建された日本最初の本格的寺院は「飛鳥寺」ですが、現在は「安居院(あんごいん)」(江戸時代創建)と称され、飛鳥大仏を本尊とする真言宗の寺院です。
  
 平穏なときは、なにも心配することもなく、とてもいいのですが、そういうときにこそなにかことが起こったときのことを考えるべきだ、という戒めの句です。

posted by landmark at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 四字熟語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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