2006年07月07日

晏嬰狐裘

●35.晏嬰狐裘(あんえいこきゅう)

【意味】非常に質素な様子。「晏嬰」は斉の宰相で字は仲、晏子のことで名宰相とされる人物。

「狐裘」は、きつねのわきの下の白い毛を集めて作った衣服。その貴重さゆえ、古来より身分の高い人に珍重された。

【出典】礼記(檀弓<だんぐう>下)
 晏嬰は宰相の地位にありながらも日常的に倹約に励んでおり、一枚の狐裘を三十年間も着続けたという故事から。

※同じ故事は『十八史略』にも「一狐裘三十年」としてみえるため、「一狐裘三十年」ともいう。また、この故事の晏嬰の倹約ぶりを強調して、「晏嬰の節倹」ともいう。

※「あんえいこきゅう」は「あんえいのこきゅう」ともいう。

※参考
礼記
 漢代の礼経『儀礼』の注記の意である。前漢の戴徳所伝の85篇(『大戴礼記』)とその甥の戴聖所伝の49篇(『小戴礼記』)があった。後に『大戴礼記』は奮わなくなり『小戴礼記』のみが流行し、現在は特に『小戴礼記』を『礼記』という。「曲礼」「檀弓」「雑記」の3つを上下に分けている。

 「狐裘」を使った表現は他にもいくつかあり、その分大事にされたのが分かります。「狐裘」といえば、「鶏鳴狗盗(けいめいくとう)」のもとになった孟嘗君(もうしょうくん)の故事が有名ですが、これは該当した回に書くことにします。いつになるか…それまで頑張らないと…。

posted by landmark at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 四字熟語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。