2006年01月15日

愛別離苦

●8.愛別離苦(あいべつりく)

【意味】別れのつらさをいう。親子・兄弟・夫婦など愛する人と性別・死別する悲しみ。構成は「愛別離」+「苦」であり、仏教で説く、生きるものの八つの苦しみ(八苦)の中の一つを構成する。

【出典】『大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)』

※参考
大般涅槃経
 大きく分けて、原始仏典と大乗仏典の2つのものを指す。
@原始仏典の一。3巻。法顕が訳す。釈尊入滅の前後を歴史的に描いたもの。対応するものがパーリ語長部経典にあり、また、漢訳には「長阿含経」所収の「遊行(ゆぎょう)経」などの異訳がある。
A大乗仏典の一。北本(曇無讖<どんむしん>訳、40巻)と南本(慧観・謝霊運ら再治、36巻)に分かれる。釈尊の入滅を機縁として、法身の常住と一切衆生の成仏を説いたもの。これを最もよく表す言葉である「一切衆生悉有仏性」はよく知られている。涅槃経。

八苦
生・老・病・死(四苦)に愛別離苦・怨憎会苦(うらみ憎しむ者と会う苦しみ)・求不得苦(欲しいものが得られない苦しみ)・五陰盛苦(心身の苦しみ)の四つを加えたもの。

 とてもよく知られた表現です。この表現に限らず、四字熟語には仏教に関連した表現がかなりみられますが、人生の喜びや悲哀がもつ余韻をうまく表しているものが多いと思います。仏教の無常観が反映されているからでしょうか。

posted by landmark at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 四字熟語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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